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海苔は美容・健康の元 「1日2枚で医者要らず」、「ビタミンの宝庫」、「老化防止の栄養食」と言われる海苔。タンパク質・カルシウム・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB12・ビタミンC・食物繊維・鉄分・葉酸・EPA等の栄養成分が、バランスよく含まれています。栄養バランスの良い海苔を食べることは、健康につながります。
海苔約3枚には、豚肉肩ロース(約30g)にあたるビタミンB1、B2が含まれています。これは成人女性が1日に必要とするビタミンB1、B2の量に相当し、糖質を効率よくエネルギーに変えてくれます。疲れた時に大活躍する栄養素です。お米も糖質なので、「ご飯に海苔」の食事は、疲労回復を促す組み合わせと言えます。

海苔の食物繊維は40% 海苔は約40%が食物繊維です。
他の食品と比較すると、一枚の焼海苔でご飯1杯半、みかん1個分の食物繊維が含まれています。便秘にも効果がありますので、女性には強い味方です。

お酒を飲むときに 海苔にはビタミンCとステインが多く含まれています。
ビタミンCは、シミ・ソバカスを防ぐなど美容にもよく、ガン予防にもなると言われています。このビタミンCとステインは肝臓の解毒作用を助けるので、お酒のおつまみに最適です。

コレステロールの低下を助ける 海苔の中に含まれている葉緑素は、血中のコレステロール量を下げてくれます。
また、食物繊維も体外にコレステロールを出す力があります。

お子様の成長に 驚くべきことに、海苔には12種類ものビタミンが含まれており、ビタミンAなどは、育ち盛りのお子様が必要とする1日の摂取量500gが、海苔2枚で摂れてしまいます。「野菜嫌いで困る…」というお子様には、ビタミンたっぷりの海苔がおすすめです。

豊富なミネラル 海水中には約45種類の元素が含まれているので、海中で生育した海苔には多くのミネラルが含まれています。
また、海苔を含めた海藻類は他の食品よりもミネラルの吸収率が高いのが特徴です。

その他の海苔の栄養素
:ビタミンA
ビタミンAには、皮膚や髪の健康を保つ・視力低下を防ぐ・呼吸器系統の病気の感染に対して抵抗力をつけるなどの効果があります。脂溶性ビタミンなので、油脂と一緒に摂取することで吸収が良くなります。

その他の海苔の栄養素
:β‐カロテン
β‐カロテンには抗酸化作用があり、体の老化を防ぐ役割を果たしています。強い発ガン性を持つニトロソアミンの生成を抑えてくれる効果もあります。また、体内でビタミンAが不足した時に必要なだけ変換されるという「プロビタミンA」として働きます。

その他の海苔の栄養素
:葉酸
葉酸はビタミンの一種で、貧血・動脈硬化や神経管閉塞生涯などを予防し、細胞の生成を助ける役割があります。これらの役割から、厚生労働省は妊娠を計画している女性に対して摂取することを推奨しています。

その他の海苔の栄養素
:鉄分
海苔1枚で、牛レバー1切れと同量の鉄分が含まれています。鉄分は血液中のヘモグロ
ビンに含まれていて、体に酸素を供給するという大事な役割を担っています。

その他の海苔の栄養素
:タウリン
タウリンは悪玉コレステロールを低下させるのに有効に働きます。血圧の降下や高血圧
に関連する動脈硬化症、血管障害による脳卒中などの脳疾患、心筋梗塞・心不全などの心
疾患にも効果があるといわれています。

その他の海苔の栄養素
:タンパク質
海苔は大豆よりもタンパク質が多いのです。海苔1枚で牛乳の五分の一本分、卵の五分
の一のタンパク質を含むともいわれています。

その他の海苔の栄養素
:EPA
(イコサペンタエン酸)
EPAには、中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させる・血圧を下げるなどの効果があるので、動脈硬化などの生活習慣病予防に効果があります。
EPAとはイワシやサンマの青魚に含まれる油脂です。グリーンランドのエスキモーに脳血栓が少ないということに着目し、その食事形態を調査したところ、いわしなどの背の青い魚やラッコなどを常食としており、それらにはEPAが非常に多く含まれていることがわかりました。日本でも、いわしやさばをよく食べる漁民には脳血栓が少ないと報告されています。
自然食品研究会著「のり健康法」より(一部)

海苔の階級と栄養素 海苔100g当たりのカルシウム分は大体次の通りです。
上級品260mg、中級品470mg、下級品510mg
海苔の場合、上級品になる程、タンパク質、脂質、ビタミン等が多くなりますが、中級品や下級品ほど、カルシウム分や鉄分が多くなります。

「海苔」=「海の肉」 海苔は食用海藻の中で最も栄養的に恵まれた食品と言えます。特に、タンパク質の含有量は「畑の肉」と言われる大豆に負けていません。しかも海苔のタンパク質は、非常に良質で消化吸収も良く、動物実験の結果では、米のタンパク質より優れており、馬肉タンパクに匹敵するとの報告もなされています。

海苔でやけどの治療 やけどの治療に、海苔が効きます。昔は、ばんそうこうの代わりに海苔をはっていました。
やけどをしたら水ですぐ冷やし、たっぷりの水で濡らした海苔を患部に覆います。海苔をぴったり張りつけ、痛みが強ければさらにもう1枚上から重ねます。軽傷なら痛みを和らげ、やけどの跡も残らないといわれています。

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