【海苔業界の危機的状況により、価格改定のお願い】 |
海苔業界が過去にない危機的状況です。
◆ 少雨と赤潮により、記録的不作
全国シェア6割を占め、国内最大の養殖海苔産地の福岡、佐賀両県で有明海産は例年の約65%まで減少しています。
◆ 強烈寒波で被害拡大
この度の記録的強烈寒波に伴い、海がしけ、前例がないほどの甚大な被害がでています。
この2大要因により、全国的に海苔不足となっていること、回復の見通しが立っていないことから、全国で「海苔の争奪戦」が始まり、入札価格が急騰しています。大高騰となると資金力のある大手が落札する傾向があり、海苔を入手できない中小零細企業では、廃業・倒産するケースも考えられます。また、入手できたとしても、仕入れ価格の高騰により、企業努力だけでは、値上がり分のコスト吸収は、もはや限界を超えるものとなっており、大きく値上げせざるをを得ない状況です。そのため、買い控えが始まり、経営難に陥ることも考えられます。
弊社では、お客様のご要望に応えるべく、コストダウンに向けて合理化を図り、価格の維持に努めてまいりました。しかしながら、「海苔業界が過去にない危機的状況」の影響により、値上がり分のコスト吸収は、限界に達しました。
お客様各位におかれましても、様々な値上げの影響により厳しい状況を強いられている中で、誠に心苦しいところではありますが、これらの諸事情をご賢察いただき、今後のお買い求めに際しましては、格別のご理解とご高配を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
全ての商品の価格改定を行う中でも、皆様のお求めになりやすい価格での商品をご提供出来るよう、試行錯誤を重ねてまいります。
対象製品 海苔商品全般
実施期間 2023年3月10日よりのご発注分
価格改定幅 概ね10〜25%
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